【保存版】最低限用意しておくべき防災グッズとは?

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最低限用意しておくべき防災グッズとは何でしょうか。ここでは主に、地震災害に対する基本的なグッズを考えてみます。

【備えるポイントはふたつ】

防災グッズには、ふたつの種類が必要です。ひとつめは、まず災害の第一撃の危険を避け、安全な場所に避難するまでの間に必要なもの。ふたつめは、避難生活に入って外部からの支援が届くまでの間、できるだけ自力で凌ぐためのものです。

家庭に備える防災グッズは、非常持ち出し用と後から持ち出す備蓄用に分けて備えると良いでしょう。加えて、普段から持ち歩く防災グッズもできるだけ欲しいところです。

【まず必要なものとは?】

防災グッズというと、ライトやラジオなどの小物をイメージしがちです。しかしまず取り組むべきは、家の中を安全にすることです。家で過ごす時間は長く、就寝や入浴など無防備な時間も多いのです。

ですから建物や塀の耐震補強、専用器具で家具類の転倒防止、ガラスの飛散防止、戸棚の解放防止、重量物の移動防止などから始めるべきで、それに必要な器具も、もちろん防災グッズです。

過去のあらゆる地震災害の教訓からも、家を安全にすることが、身体への危険を最も減らす方法であることに疑いはありません。そこで身動きできなくなってしまえば、その後の津波や火災から逃げることもできないのです。

【その他のグッズを考える】

では、その他に最低限備えるべきものを、実際の被災者の声を反映して選んでみます。なお、これは基本的な例ですので、それぞれの状況に応じてアレンジしてください。

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まず、非常持ち出し用として備えたいものです。

  • LEDライトと予備電池
  • 避難時の視界確保と避難生活用に、できれば家族数を。「ライトはいくつあっても良い」という声が多数。

  • 雨具
  • 荷物や赤ちゃんを抱いた上からかぶれるポンチョがおすすめ。防寒用や着替えなどの目隠しにも便利。もちろん家族数を。

  • 手回し充電ラジオ
  • 情報源がラジオしかなくなるとつけっぱなしになる。ライト一体型ひとつだけだと、ライトや他の充電に使う時にラジオが聴けないストレスが大きいので、必ず別に。

  • ゴム手袋
  • 作業用の厚手とキッチン用の薄手のもの。濡れる作業や手が洗えない場合の衛生に。使い捨てラテックス手袋も安価で便利。軍手より利用価値が高い。

  • 布ガムテープ
  • 避難生活ではとにかく多用途。必ず布タイプを。

  • 簡易トイレ
  • 避難初期に使う、家族の1〜3回分を用意。

  • 水と非常食品
  • 非常持ち出し用の水はひとり分500ccを目安に。栄養価が高くコンパクトな非常食品類も。

  • 水タンク
  • 給水車から水をもらったり、川などから雑用水を運ぶために。折りたたみタイプならコンパクト。

  • 救急用品
  • 小さなケガ用に、絆創膏と止血パッドがあると便利。とげぬきも重宝する。

    次に、その他に備蓄しておきたいものです。巨大災害になると、1〜2週間に渡って外部からの支援が届かないことも考えられます。

  • 大型バール
  • 60〜90センチ長の釘抜き。脱出、救助、捜索、後片付けなど多用途。

  • トイレ資材
  • 簡易トイレは1回しか使えない。長期間断水する前提で、便処理剤と丈夫なビニール袋をできるだけ。できれば50回分は欲しい。

  • 飲料水
  • ひとり1日2リットルとして、家族の3日分を目安に。赤ちゃんがいれば多めに。

  • 食品類
  • 炭水化物の主食に加えてレトルト、缶詰や栄養補助食品ででタンパク質、脂質の補給を。できれば1週間分を目安。特に赤ちゃん用は十分に。

    【普段持ち歩く防災グッズとは】

    出先での被災に備える最低限の持ち歩きグッズとしては、ライト、雨具、水分、食品の4要素があると良いでしょう。

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  • 小型LEDライト
  • 簡易レインコートやポンチョ
  • 水を持ち歩くのは負担が大きいので簡易浄水器(「スーパーデリオス」、「Mizu-Q」など)
  • 非常用食品(「えいようかん」、「カロリーメイト」など)
  • これくらいならあまり負担なく持ち歩け、帰宅困難時にもかなり対応できます。車の中には、最低でも飲料水と非常食品類をいつも積んでおくことをおすすめします。



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